エムPの昨日夢叶(ゆめかな)

MPTV staff blog

『愛と感謝…。』『創造と感動…。』2016年11月末日をもって、モデルプレスTVの放送は終了しました。モデルプレスTV by ひかりTV4Kを応援頂き誠に誠にありがとうございました。ご意見!ご感想は!『dream@natural-color.jp』にお送りください!!

【エムPの昨日夢叶(ゆめかな)】第1363回『家族の絆が支えた。WBSS決勝戦!モンスター井上尚弥選手の凄さを振り返る夢叶なのだ!?』[11月11日]

★(1年前…)2018年11月11日の夢叶は『格闘道イベント「敬天愛人」開催!』でした。

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1年前…、

鹿児島アリーナーでイベントを開催しました。

親が子供に見せたい格闘道『敬天愛人

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親子の絆を感じることができました。

家族の絆を感じることができました。

仲間の絆を感じることができました。

対戦相手に絆を感じることができました。

 

子供には無限の可能性があることも感じました。

 

吾輩にとって…、11月11日は特別な日。

『勇気と感謝の日』

 

★『家族の絆が支えた。WBSS勝戦!モンスター井上尚弥選手の凄さを振り返る夢叶なのだ!?』

少し前のことですが…、語らせてください。

 

11月9日(土)。

バンタム級最強の王者を決める大会、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズWBSS)の決勝戦が埼玉スーパーアリーナーで行われた。

WBAIBF世界バンタム級王者の井上尚弥と5階級王者でWBAスーパー世界バンタム級王者のノニト・ドネアによる世紀の一戦である。

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井上尚弥選手は、 WBSS初戦で元王者ファン・カルロス・パヤノを1Rわずか70秒でKO勝利!続く準決勝では過去最強の対戦相手と言われた無敗のIBF王者エマヌエル・ロドリゲスを2R1分19秒でTKO勝利。2試合でKOに要した時間は、わずか【5分19秒】と圧倒的な強さで決勝に進出した。

対する5階級王者のノニト・ドネア選手は、WBSS初戦の対戦相手WBAスーパー王者ライアン・バーネットの4R終了後、棄権によるTKO勝ちを収めると、準決勝ではアメリカのステファン・ヤングを得意の左フック一発で6RKO勝ち!試合巧者ぶりを発揮して決勝へコマを進めた。

世界中が注目しているモンスター井上尚弥選手が優勝するのか!?

5階級制覇!伝説の王者ノニト・ドネア選手が経験を活かし頂点に立つのか!?

世界中の格闘技ファンが固唾を飲む世紀の一戦となったのです。

 

桁外れのパンチ力で衝撃的なKOを重ね、大橋ジムの大橋秀行会長が名付けた『怪物(モンスター)』という異名が世界中に浸透していった井上尚弥選手。

しかし、井上尚弥選手の本当の強さは!?

「打たれないこと!」

 

ボクシングを始めたとき、父であり専属トレーナーをとして息子・尚弥さんを育ててくれたっち井上真吾さんと交わした約束は、

『相手に打たれないこと!』

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その教えを見事に守り続けた井上尚弥選手は、プロ・アマ通じてダウンしたこと事も無ければ流血した試合すら一度もないのです。

これぞ!

「相手のパンチを見切れる!モンスター!!」

 

しかし、WBSS勝戦

『打たれないこと!』という開かずの扉が開く瞬間がやってきました。

★2R2分10秒!!!

ボクシングを始めた頃から憧れていた王者ノニト・ドネア選手の左フックが井上尚弥選手の右顔面に喰らいつく。

思いもよらぬ衝撃と同時に右目上をカットし鮮血が走った。

打たれたダメージもさることながら、初めての流血にどれだけ動揺が広がっているのか?吾輩の心拍数は上昇した。

残り50秒がどれほど長く感じたことか!?ようやく2R終了のゴングが鳴り響いた。セコンド陣が神妙な顔で傷口をチェックする。傷口に大量のワセリンが塗り込まれる。傷口の深さはどのくらい…。そんな心配をよそに3R開始のゴングが鳴った。

 

傷口を右拳でガードしながら立ち向かう井上尚弥選手。

セコンドの情報を伝えるテレビ解説者は、傷口が深くないことを強調。

しかし、不吉な予感が脳裏を駆け巡った。

「瞳孔が開き気味…。眼球もおかしい…。もしかして、眼下亭骨折の可能性があるのでは…。」

しかし、その後の果敢な戦いぶりで不安は徐々に拭い去されたいった。

 

★5R2分35秒!

この日一番の右ストレートがドネア選手の顔面を捉えると会場は大興奮!KO勝ちに向かって手数を増やすが一歩及ばず無常にもラウンド終了のゴングが鳴り響く。

インターバル中に流れていたCMが入らなかった。

セコンドからアドバイスを受ける井上尚弥選手をカメラが捉える。この時、払拭されたはずの不安が大きくぶり返してきた!

「明らかに眼球がおかしい。眼下亭骨折の可能性大!」

このまま試合を続ければ選手生命を脅かし兼ねない。

心臓が締め付けられる想いで6R以降の戦いを見守り続けることになった。

 

★9R1分10秒!

 ノニト・ドネア選手の右ストレートが炸裂する。ボクシング人生最大のピンチを迎えた井上尚弥選手。それでも、後退りすることなく「来い!来い!」というジェスチャーをみせパンチを打ち込む。劣勢が長く続くことを許しはしないのだ。

傷口が深くえぐられる!鼻血も止まらない!

そんな苦境が続くの中、場内に木霊した

「尚弥!尚弥!尚弥!…、」

『尚弥コール』が湧き起こる会場。モンスターに鋭気を与えていく。

 

★11R1分6秒!!!

井上尚弥選手の拳がドネア選手の左ボディーに突き刺さる。

苦渋の表情を浮かべたドネア選手はゆっくりと沈む。

この試合始めてのダウンを奪った!

辛うじて立ち上がったノニト・ドネア選手。レジェンドとしての意地は、戦いの終わりを告げる鐘が鳴り響くまで続いた。

 

戦前…、短いラウンドで勝者が決まると予想されていたWBSS勝戦

終わってみればボクシング技術の粋を全て出し尽くすフルラウンド戦となった。

これほど衝撃的な試合に出会えるとは。

ボクシング経験者が口を揃えて語る歴史に残る熱戦でWBSSバンタム級勝戦は幕を閉じました。

勝者・井上尚弥

パワー、テクニックだけでなくメンタルも超一流であることが証明された試合だった。

親子鷹でWBSSの頂点を極めた井上尚弥選手&井上真吾さん。

ほんとうにおめでとうございます。

『相手に打たれないこと!』

という約束をはじめて破ったが世界の頂点に勝ち上がった。

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試合後、右眼窩底と鼻骨の骨折であることが判明した井上尚弥選手。

2R以降、ドネア選手が常に二重に見える大ピンチを乗り越えて戦い続けた理由を!?

「息子の存在が大きい…」

家族の絆の大きさを語った井上尚弥選手。

2015年に高校の同級生の咲弥さんと7年間の交際を経て結婚。

2017年には長男・明波くんが誕生!

常に家族のことを思いやるモンスター井上尚弥はカッコよすぎる。

 

これまでのボクシング人生を大きく塗り替えた

『打たれたモンスター!』

試合が終わった直後、モンスター井上尚弥選手がセコンドに語りかけた言葉は、

「楽しかったあ~」

 

家族の次に大好きなボクシング。

大切な家族のためにも

『打たれない!モンスター!!』

であり続けて欲しい。

 

追伸:イケメンだから、打たれないで欲しい。

 

(エムP)

★あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。 

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