とある映画のキャッチコピー
▶なぁ、こういち。オメェにあえてよかった。
▶俺はクゥ、人間に貰った名前だ!
▶人間の友達ができちまった。
夏休み中に必ず観て欲しい映画をご紹介します!!
映画『河童のクゥと夏休み』
「ん~~~、実に素晴らしい!!!」
★★★
★(1年前…)2016年8月16日の夢叶は、
『きゃりーぱみゅぱみゅ×くれよんしんちゃん』でした。
映画を観るのが大好きな吾輩。
眠れない夜…、
何を観るか?悩んだ挙句、参考にするのが…、
▶『Yahoo!映画』や『映画.com』の評点が高い作品
「私も同感です!!!」
そんな方々が参考にしている便利な情報をご紹介しましょう。
▶▶『映画高評価ランキング!(Yahoo映画★4つ以上、票数500以上)まとめサイト
このサイトの素晴ところは、
票数500以上をピックアップしていること。
(※2016年5月5日時点のランキングです)
票数:500以上に絞り込むことで、
『仕込み』『ヤラセ』で意図的に評価を上げている作品を排除したい!!
そんな願いが込められているような気がしました。
それでは、ベスト3を発表してみたいと思います!!
▶第1位/(評価:4.89、票数889件)『ターミネーター2(特別編)』
▶第2位/(評価:4.79、票数1752件)『ターミネーター2』
『ターミネーター2(特別編)』と『ターミネーター』が分かれて評価を受けているなんて知らなかった・・・。
この評価を見ると、特別篇の方が面白いということなんですね。
▶第3位/(評価:4.71、票数1950件)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
吾輩的には納得のベスト3なんですが…、
第4位以降が気になる方は!一度覗いてみてはいかがでしょうか?
映画高評価ランキング!(Yahoo映画★4以上、票数500以上) - NAVER まとめ
エムP的にランキング紐解いていくと…、面白いことに気がつきました。
ランクインしている上位作品の傾向として!?
アニメ作品がとても多いんです!!
ネットとアニメの親和性はともかく…、
●アニメファンの作品愛!
●アニメファンの情報共有化!
●アニメファンのコミュニケーション力!
改めて脱帽しました。
不況が続く音楽業界が挙って『アニメ作品』とタイアップする傾向がわかりますよね。
そして、驚いたことがもう1つ!?
映画『クレヨンしんちゃん』の作品が多数ランクインしていること。
「愛と感動に溢れた良作が多いですよ~」
という噂を耳にすることが多かった映画『クレヨンしんちゃん』シリーズ!
吾輩的には…、
きちんと向き合ったことがありませんでした。
今夜から少しずつチェックしていきたいと思います
ちなみに、最上位にランクインしている『クレヨンしんちゃん』の作品は!?
▶第9位/(評価:4.63、票数698件)『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
感想を見てみると熱い熱い!
近日、眠れない夜に観てみたいと思います。
★『夏休み!家族そろって観るべき映画「河童のクゥと夏休み」を知った夢叶なのだ!?』
それでは、
『映画高評価ランキング!(Yahoo映画★4つ以上、票数500以上)まとめサイト』
から、吾輩が見つけ出した夏休みに絶対に観るべき映画をご紹介しましょう!!
▶第50位/(評価:4.35、票数828件)『河童のクゥと夏休み』
100年以上の眠りから覚めた!河童の子供『クゥ』と少年・上原康一の出会い、優しい上原家に迎えれら人間と河童の共同生活がはじまる。クゥを通じて現代社会に渦巻く、環境破壊~いじめ~~動物虐待~マスコミの過熱報道、等の社会問題を風刺していく。人間の卑しさを問いかけながら命の尊さ、友情、家族の絆、共存する上で大切なモノは何かを問いかけていく愛と感動の物語。犬のおっちゃんにご注目ください!!
奇しくも!
★★『河童のクゥと夏休み』は…、
映画クレヨンしんちゃんシリーズで最高評価を受け!第9位にランクインしている
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
の原恵一監督が手掛けた作品だったのです。
原作は木暮正夫さんの児童文学
●『かっぱびっくり旅』(旺文社ジュニア図書館)
この原作に出会った原恵一監督は、
著者である小暮正夫さんの自宅がある東久留米に足を運びました。
その理由は、
アニメ化の許諾をもらうこと。
原恵一監督の熱意が伝わると、
「クゥが、どんな形でもまたよみがえる、というのが、すごくうれしい」
小暮正夫さんは快くOKを出してくれました。
しかし、
原恵一監督には…、
もう1つお願いしたいことがあったのです。
それは、
この作品の素晴らしさをより際立たせるために、内容を大幅に脚色したいというお願い。
原作者・小暮正夫さんの反応は…、
「全然それはかまわないですよ。おまかせします。クゥがもう一度よみがえるだけでうれしいので…」
クゥを誰よりも愛していた生みの親・小暮正夫さんは、
もう一度生まれ変わるクゥの姿を観ることを楽しみに喜んで協力することを約束してくれたのです。
しかし…、
児童文学が原作という大きな壁を打ち破ることができず、アニメ化は簡単には実現しませんでした。
その間、
『クレヨンしんちゃん』のテレビシリーズと劇場版の演出や監督としてヒット作品を世に生み出し続けていった原恵一監督でさえ…、
「『河童・クゥ』のアニメ化は実現できないかも…」
と悩み続けていました。
そこで、、
『河童のクゥと夏休み』でやりたいと思っていたアイデアを他の作品で小出しにしてみたり、許可さえ出れば『クレヨンしんちゃん』の劇場版で『河童のクゥ』を登場させる事まで考えていたのです。
そんな積年の想いが結実するまでに費やして年月は20年あまり…。
2007年ようやく完成した、映画『河童のクゥと夏休み』
しかし…、
一番最初に見て欲しかったクゥの生みの親・小暮正夫さんは天国へ旅立ってしまい生まれ変わったクゥーの姿を見せることが出来ませんでした。
原恵一監督が語った熱い!熱い!想い…。
★★★ずっと僕のアニメ化したい第1位
映画完成目前にして他界された
原作者の木暮正夫さんに、
原恵一監督はこんな言葉を贈っています。
「あなたの書いた『かっぱびっくり旅』は、
20年間ずっと僕がアニメ化したい作品の
第1位でした。~略~
木暮さん、クゥを僕にあずけてくれて
本当にありがとうございました。
どうか見ていて下さい。」
(『河童のクゥと夏休み』プレス資料より)
こうして完成した映画『河童のクゥと夏休み』は、
●第31回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞
●第62回毎日映画コンクールアニメーション映画賞
●東京国際アニメフェア2008 第7回東京アニメアワード国内劇場部門優秀賞・個人賞部門脚本賞
等、数々の映画賞を獲得しました。
▶原恵一監督が、20年間に渡って…、創りたかった『河童のクゥと夏休み』を観た人たちは…。
『河童のクゥ』に思わず
「ありがとう」
と 伝えたくなります。
『河童のクゥ』に
『ありがとう』
と言うメッセージ伝えるため、夏休み中に『河童のクゥと夏休み』体感してみてはいかがでしょうか。
映画公開から6年後…、
2013年7月、
高校生になった主人公・康一の回想で構成されたノベライズ的作品で、
原恵一監督にとって初の小説となる『河童のクゥ 6年目の夏休み』(双葉社)より発売されました。
原作者・小暮正夫さんと河童のクゥが吾輩に語りかけた言葉は…、
「なぁ、恵一。オメェにあえてよかった。」
そして…、吾輩が思わず呟いた言葉…。
「夏休み、クゥ。オメェにあえてよかった。」